ヤクルト・石川、また勝てず…6回2失点の粘投も打線沈黙

[ 2020年9月22日 20:09 ]

セ・リーグ   ヤクルト―中日 ( 2020年9月22日    ナゴヤD )

<中・ヤ(17)>4回2死、アルモンテ(右)に先制となる左中間ソロホームランを打たれ汗を拭う石川(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 ヤクルトのプロ19年目ベテラン左腕、石川雅規投手(40)が22日、敵地での中日戦に先発登板。6回を97球、4安打2失点の粘投も打線の援護なく、今季9度目の先発でも白星には届かなかった。今季の開幕投手で12球団唯一、未勝利のままとなった。

 この日は中日の開幕投手、大野雄との左腕エース対決。石川は完璧な立ち上がりをみせた。初回の3人をすべて内野ゴロに打ち取ると、2回、3回も三者凡退。4回2死まで打者11人中9人を内野ゴロ、2人を三振に仕留める完全投球だった。

 だが、続く12人目、アルモンテに痛恨の一発を左中間に運ばれ、先制点を奪われた。5回には先頭・高橋に中前打され、犠打で1死二塁のピンチを背負うと、平田に中前適時打を許した。

 6回もマウンドに上がり、三者凡退に抑えた石川だが、頼みの打線が沈黙の「0」行進。勝利はまたもお預けとなった。 

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月22日のニュース