神戸弘陵 山河&時沢“強い絆”で完封リレー

[ 2020年9月22日 14:25 ]

令和2年度 秋季兵庫県大会3回戦   神戸弘陵2―0東洋大姫路 ( 2020年9月22日    ウインク球場 )

勝利を収め、仲間と喜びを分かち合う神戸弘陵・時沢
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 強い絆で結ばれた2投手が、完封リレーを成し遂げた。先発・山河斗真投手(2年)が6回2/3を4安打無失点と試合をつくり、後を受けた2番手・時沢健斗投手(2年)も3回1/3を1安打無失点。山河は「後ろに時沢がいるから、思い切って行きました」と笑顔を見せ、時沢は「強い学校ばかり。これからも攻めの投球をしていきたい」と次戦に視線を向けた。

 2人は兵庫・三木市の自由が丘小4年時から同じチームで野球を続け、自由が丘中軟式野球部では山河が投手、時沢が捕手でバッテリー。山河は中学3年時に時沢から投手に転向する意思を聞いたが、同じ高校に進学することを知ったのは後のこと。「ビックリしました。お互いピリピリして、悪いところとか、指摘し合っています」とライバル意識を持って切磋琢磨(せっさたくま)している。

 時沢は本格的に投手を始めてから2年で最速143キロにまで球速を伸ばし、プロのスカウトからも注目される存在となったが、山河にはエースナンバーを付けるプライドと誇りがある。「自分が1番を付けている。背番号1らしく、しっかりと投げようという気持ちだった」。自己最速は134キロ。カーブ、スライダー、チェンジアップを丁寧に投げ分け、徹底的に相手打者のタイミングを外した。

 春夏合わせて5度の甲子園大会出場経験がある神戸弘陵だが、出場は1999年選抜大会が最後。当時「4番右翼」で出場し、4打数2安打を放った岡本博公監督(39)は「派手なことはできないし、ホームランバッターもいない。基本は投手を中心とした守りのチームですが、全員が一戦ごとに力を付けてきている」と認める。太い2本の柱を中心に、今世紀初の聖地を目指す。

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