広島・長野 古巣・巨人戦の一発で12球団アーチ達成!しかも菅野から逆転3ラン&球団通算8500号

[ 2020年9月22日 19:13 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2020年9月22日    東京D )

<巨・広>4回2死一、三塁、菅野(左)から逆転3点本塁打を放つ長野(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 広島の長野久義外野手(35)が2018年まで在籍した古巣・巨人戦(東京D)で4回に今季5号となる逆転3ランを放ち、史上39人目の12球団本塁打を達成した。なお、この一発は球団通算8500号のメモリアル弾。

 長野は「6番・左翼」で先発出場。0―2で迎えた4回2死一、三塁で入った第2打席で、開幕12連勝を狙う巨人先発右腕・菅野がカウント2ボール1ストライクから投じた4球目、外寄りのスライダーを左中間スタンドに叩き込んだ。元同僚・菅野との公式戦初対決となった2回の第1打席は右飛に倒れたが、2打席目にして先輩の貫録を球界エースに見せつけた。

 プロ11年目の長野は8月4日のヤクルト戦(神宮)で0―3の7回に起死回生の同点3ランを放っており、この一発が昨年9月19日のDeNA戦(横浜)以来340日ぶりの今季初アーチ。球界屈指の“夏男”は同6日のヤクルト戦(神宮)で2号ソロを放つと、同8日の阪神戦(マツダ)では中1日で今季3号。そして、古巣戦で初めて放ったこの日の一発は9月6日のDeNA戦(マツダ)以来となる今季5号、プロ通算147本目となった。

 なお、長野の12球団本塁打内訳はヤクルト戦の32本を筆頭に阪神戦26本、DeNA戦25本、中日戦23本、広島戦22本と続き、西武戦5本、楽天戦4本、オリックス戦3本、ソフトバンク戦3本、ロッテ戦2本、日本ハム戦1本、そしてこの日打った巨人戦1本となっている。

 ▼広島・長野 打ったのはスライダー。2アウトから誠也と松山がチャンスをつくってくれたので、還すことができて良かったです。

続きを表示

2020年9月22日のニュース