慶大・伊藤 1位指名に笑顔 “鉄人”に体づくり志願

[ 2011年10月27日 21:37 ]

 大学ナンバーワン野手の呼び声高い慶大の伊藤は、阪神の1位指名に笑顔を見せ「今が新しいスタート。長く活躍している金本選手に体づくりを聞きたい」と話した。

 2年秋から4番に座り、東京六大学リーグで昨春と今春の優勝の立役者となった。昨年の世界大学選手権では日本の4番を務め、3本塁打。大学での実績は十分だが、報道陣から目標を聞かれて「プロのレベルを体験していないので目標は言えない」と冷静に答えた。

 元プロ選手で慶大OBの江藤監督は「眠れないくらい心配した」と後輩を送り出す心境を吐露。「最初に見た時からスピードがプロで通用すると思った。よく高橋由伸(巨人)に例えられるが、ちょっと違う」などと技術面を解説した。

 横浜市の野球部合宿所には阪神の南球団社長があいさつに訪れ、握手を交わした伊藤から白い歯がこぼれた。

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2011年10月27日のニュース