即戦力の期待 日本ハムの“隠し球” アピールの2回無安打無失点

[ 2011年10月27日 07:16 ]

第82回都市対抗野球第5日・1回戦 新日鉄広畑3-1バイタルネット

(10月26日 京セラD)
 27日のドラフト会議で、日本ハムが「隠し玉」として指名を検討している新日鉄広畑の深水崇弘投手(25)が8回から登板。2回を無安打無失点に抑え、最後のアピールとなる好投を見せた。
【深水崇弘とは】

 次なるステージを脳裏に思い描きながら、社会人4年目の右腕が大舞台で躍動した。深水は、1点リードの8回から守護神として登場。140キロ台前半ながら切れのある直球を武器に押しまくった。8回は味方失策などで2死一、三塁のピンチを背負ったが、バイタルネットの3番・井上を二ゴロ。9回は打者3人で締め、最後は佐藤をこの日最速の145キロ直球で一ゴロに仕留めた。「ストレートが走っていなかったけど、勝てて良かったです」。本調子でなくても、相手を力でねじ伏せる。27日のドラフト会議に向け最後の、そして熱いアピールとなった。

 中央球界では無名の存在だが、日本ハムが「隠し玉」として上位での指名を検討している。最大の魅力は、最速148キロを誇る伸びのある直球。同球団関係者も「何よりボールが非常に速い」と、その素質を高く評価している。球団側は今季56試合に登板したセットアッパー・増井のように、中継ぎ、先発ともにこなせる本格派右腕として期待。即戦力で活躍する可能性も十分に秘めている。

 東亜大から新日鉄広畑に入社し、1年目の08年には右肘骨折という大きな故障を経験。しかし徹底的な走り込みなどで、故障前よりパワーアップして復活した。「小さい頃からずっとプロ選手になりたいと思っていました」。そう言って目を輝かせる25歳が、運命の日に吉報を待つ。

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