落合博満を筆頭に個性派強打者ぞろいのドラフト3位 俊足が多いのも特徴

[ 2011年10月27日 18:00 ]

 78年のロッテ・落合博満に代表される、ファンの心に強烈な印象を残した、個性派スラッガーがドラフト3位には多い。

 65年の第1回ドラフトで中日に3位指名された、広野功はプロ野球界でただ一人逆転サヨナラ満塁本塁打2発を記録。67年は西鉄入りした“死球王”竹之内雅史、近鉄で最多試合数出場を誇る小川亨は“もーやん”のニックネームで親しまれた。

 2000安打以上を記録した打者は現役の巨人・小笠原道大(96年、日本ハム)を含め4人。68年に中日に指名された大島康徳、85年の日本ハム・田中幸雄はともに40歳を過ぎてからの大台達成。70年、ヤクルトに指名された若松勉は、球団が指名のあいさつに北海道の自宅を訪ねると「プロでやる自信がない」と身を隠してしまったという、今では考えられないエピソードがある。

 “コンコルド”淡口憲治(70年巨人)“オバQ”田代富雄(72年大洋)、“絶好調”中畑清(75年巨人)、珍プレーの常連・宇野勝(76年中日)、“神様”八木裕(86年阪神)など、代名詞がつく強打者がズラリ。

 現役組にも日本ハム・稲葉篤紀(94年ヤクルト)、広島・栗原健太(99年)、ロッテ・今江敏晃(01年)と球界を代表する打者が多い。

 盗塁王のタイトルを獲得した俊足がそろっているのもドラフト3位の特徴。70年代後半から80年代の強い広島の象徴が高橋慶彦(74年)。入団時は投手だった。高橋の後を継ぐ形となったのが、緒方孝市。盗塁王も3年連続で獲得したが、通算1506安打を記録した。

 大洋の「スーパーカートリオ」の一番手、高木豊は盗塁王のタイトルを獲得し、通算321盗塁。その大洋の先輩中塚政幸(66年)も74年に盗塁王を獲った。

 タイトルこそなかったが、91年にダイエーに指名された浜名千広は112盗塁を記録。114盗塁の阪神・北村照文(79年)も足の速い切り込み隊長として活躍した。

 現役では楽天・松井稼頭央(93年)、片岡易之(04年)と西武に指名された選手が、足で魅せている。

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