「ちむどんどん」ニーニー化？良子も“猪突猛進”上京、勘違いに暢子も大慌て…西部劇？二ツ橋も決意の参上

連続テレビ小説「ちむどんどん」第84話。あまゆに現れた良子（川口春奈・左端）だったが…（C）NHK
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　女優の黒島結菜（25）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は4日、第84話が放送された。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム（肝＝心）が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ！」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子（のぶこ）ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

　第84話は、1978年（昭和53年）8月、結婚を決めた暢子（黒島）と和彦（宮沢氷魚）。「アッラ・フォンターナ」が危機に陥る中、暢子は、房子（原田美枝子）に三郎（片岡鶴太郎）と結婚しなかった理由を尋ねる。一方、鶴見の「あまゆ」でも、和彦が三郎に同じことを聞く。語られなかった房子と三郎の過去とは。そんな中、暢子を訪ねて鶴見にやってきたのは、意外な人物だった…という展開。

　小さな屋台を始めた房子（桜井ユキ）が客の男2人に絡まれ、救ったのが実業家の御曹司・三郎（田中偉登）だった。2人は惹かれ合ったものの、周囲は「住む世界が違う」などと大反対。結ばれなかった。

　房子と三郎の告白から一夜明けた翌朝、あまゆ。良子（川口春奈）が突然、現れる。披露宴の衣装の話があり、たまたまあまゆにいた多江（長野里美）をフォンターナのオーナーと勘違いし「どうしてすぐに警察に届けないんですか。おばさん、泣き寝入りしてはいけない」などと猪突猛進。暢子から聞いた他言無用のフォンターナのトラブルを明かし、大混乱。暢子も大慌てで制止した。

　第83話（8月3日）、ラフテーの作り方を聞くため、暢子に電話した良子は「そんなひどいことする人がいるわけ？二ツ橋さんって人はどうなるわけ？臨時休業はいつまでなの？何もしてあげられなくて、ごめんね。話なら、いつでも聞くから」「ありえん。絶対許せない」などと憤慨。正義感を燃やしていた。

　そして、権田の部下たちがフォンターナへ。そこへ解雇を願い出ていた二ツ橋（高嶋政伸）が意を決したように西部劇風に現れた――。大騒動の予感。一体、どうなる？

　SNS上には「ネーネーのニーニー化」「今日の良子は賢秀と兄妹だと思った」「マカロニウエスタンかよ（笑）」「BGMが勇ましいw」「二ツ橋、渾身の土下座でも来るんかいなw」などの声が上がった。