千鳥・ノブ 早期「右椎骨動脈解離」で入院、安静1カ月 レギュラー15本 対応に各局大慌て

[ 2022年8月4日 05:30 ]

「千鳥」ノブ
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 お笑いコンビ「千鳥」のノブ(42)が「右椎骨(ついこつ)動脈解離」のため2日に入院したと、所属事務所の吉本興業が3日、発表した。検査結果次第では数日後に退院できる見込みだが、1カ月程度の安静が必要と診断されている。少なくとも来月初旬まで仕事を休む。

 発表によると、先月27日に首の痛みを感じ、その後も痛みが引かないため、2日に病院を受診。右椎骨動脈解離と診断され、そのまま入院した。同社は「ご心配とご迷惑をおかけいたしますが、ノブの体調回復を最優先とすることへのご理解と、千鳥へのご支援を引き続き賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

 椎骨動脈解離は、首から脳へ血液を送る椎骨動脈の血管が裂ける症状。重症になると脳梗塞やくも膜下出血を引き起こす可能性もある。関係者は「比較的早期の発見だった」と話している。ノブは27日以降も痛みに耐えながら仕事をしており、テレビ局関係者は「“首が痛いねん”とこぼしながらも、元気に収録に臨んでいたそうです」と話した。

 ノブは2013年にも「未破裂左椎骨動脈解離」を発症。早期発見だったため投薬治療で回復した。この時も数週間仕事を休んでいる。

 千鳥は人気絶頂のコンビだけに仕事にも大きな影響が出そうだ。レギュラー番組はノブ単独とコンビで計15本。ほとんどの番組で司会や進行役を務めている。テレビ各局は代役を立てるかどうかなどの対応を急いでいる。

 コンビで出演を予定していた舞台はキャンセルとなった。19~21日に千葉・幕張メッセで開かれるお笑いフェス「LIVE STAND」は相方の大悟(42)が単独で出演する。

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