糸谷八段が今期王将戦白星発進 前期リーグ6戦全敗から再起「同じ陥落なら2勝4敗より気持ちいい」

[ 2022年8月4日 15:39 ]

黒沢怜生六段に勝利し、今期を白星発進した糸谷哲郎八段
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)2次予選が4日、大阪市福島区の関西将棋会館であり、糸谷哲郎八段(33)が黒沢怜生六段(30)に81手で勝利した。糸谷は次戦で2期連続の挑戦者決定リーグ入りをかけて佐藤康光九段(52)と対局する。

 戦型は後手黒沢の向かい飛車。角交換から四間飛車に振り直した黒沢に対し、糸谷が飛先の歩をと金に、右桂も成桂にと攻めを加速させて優位に立った。と金2枚による反撃を黒沢が成立させる前に竜、角、桂、と金4枚の攻めで美濃囲いを攻略。1回戦で名人戦順位戦A級の菅井竜也八段(30)を180手の熱戦の末、逆転勝ちした黒沢を圧倒した。

 「無理気味だった相手の仕掛けをとがめられた。相手の飛車を抑え込んで指したかった」

 藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖を含む5冠=が5勝1敗で挑戦権を獲得した前期リーグは、6戦全敗で陥落した。「リーグに復帰してまず1勝を挙げたい」。今期の目標をそう掲げる糸谷は、「同じ陥落するなら2勝4敗より6戦全敗の方が気持ちいい」と当時の後遺症はすでに癒え、視線を佐藤戦へ向ける。

 連盟会長の佐藤とは、お互いに事前研究にとらわれない力戦派。「力のぶつかり合いは好み。そういうのを考えるのは楽しい」と大一番を心待ちにした。

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