はんにゃ川島「だし屋さん」を経営 副業初告白「4年間ずっと黙っていたけど」 腎臓がん発覚きっかけに

[ 2022年8月4日 12:43 ]

お笑いコンビ「はんにゃ」の川島ofレジェンド
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 お笑いコンビ「はんにゃ」の川島ofレジェンド(40)が、副業として「だしパック」販売店を起業し、経営していると発表した。4日までに自身のユーチューブチャンネルで伝えた。

 川島は「4年間ずっと黙っていたことがございます。実はだしパック屋さんをやっております」と報告。自身の動画や著書でたびたび紹介してた「津乃鶴だし」を自分で経営していると発表した。

 「出資者ゼロで、一人で始めました」といい、文書の作成、HPデザイン、文章、顧客対応に発注・受注作業まで、現在もほぼ一人で行っているという。値段設定や味もすべて自らこだわり、1年半をかけて現在の形に完成させた。

 川島は2015年に腎臓がんが発覚し、手術後に健康を取り戻すために食生活を見直したという。その中で「だし」に着目し、その栄養素や味の魅力のとりことなり「だしソムリエ」「ダイエット検定」など食事の資格を次々と取得。2018年に開業に至った。

 これまで公表しなかったことについては「吉本興業に、始める前にいったんですね。そしたら“川島くんが初めて副業について相談してくれました”と言われて。2018年時点ではみんな会社に言ってなかったようで。僕もいち芸能人として、副業ということに引っかかる部分があって発表できなかった」と理由を説明した。

 「津乃鶴だし」という店名については「親父の実家が祇園で京懐石料理やさんをやっていて、そのお店の名前が『津乃鶴』だった」と告白。「今はお店がなくなってしまって。食べログがない時代に、隠れた名店だったんです」といい、常連だった日本を代表する板画家・棟方志功氏が店のロゴを描いたという逸話もあり、メインシンボルとして使用しているという。借地だった料亭「津乃鶴」の店舗は、閉業と同時に返却。今後の夢は、自身のだし店を有名にして「津乃鶴」の跡地に「津乃鶴だし」を出店させることだと明かした。

 「津乃鶴だし」公式ホームページには「幼児からお年寄りの方まで、おいしく安心していただける製品にこだわって作っています。京都の祇園で営んでいた京懐石料理屋『津乃鶴(つのつる)』。創業、昭和8年復活の味、独自の配合比率と、技術により、様々な国産厳選天然素材から究極のおいしさを引き出しました」と記されている。通常のだしのほか、離乳食用のだしも手掛けている。販売は現在ECサイトのみで取り扱っている。

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