東国原英夫氏 旧統一教会の名称変更めぐり「逮捕、摘発、統一教会の解散については結び付かないだろう」

[ 2022年8月4日 16:56 ]

東国原英夫
Photo By スポニチ

 前宮崎県知事で元衆院議員、タレントの東国原英夫(64)が4日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後3・55)に生出演。2015年に旧統一教会が世界平和統一家庭連合に名称を変えた件に言及した。

 名称変更に関しては当時の文科大臣だった下村博文氏が関与を否定。団体から認証申請が出て、もしそれを受けなければ、「不作為の作為」で法的に訴えられたら負ける可能性があるとし、政治的な圧力は全くないとした。

 東国原氏は「書類が基準、条件を満たしていたということであれば、行政は受けざるを得ないんですよね。受けざるを得ないというか、(申請書類の)検証に値する。ただ、18年間ずっと申請されてきて、それが受理されなかった。その踏襲をするか、しないかの判断は非常に微妙なところですね」とした。

 その上で「状況証拠では政治行政が利益供与等々でねじまげられたと見られるんですよね、外形的に見ればですよ」としつつも「証拠出して訴えましょうよ、裁判しましょうよってこれは無理だと思うんですね、法律的には。状況証拠としては疑問が残るよね、統一教会とのつながりは行政をねじ曲げたんじゃないかなってその段階で終わるんですよね。一歩進んで告発を誰かがして捜査進めますってなったら地検動きますかねって僕は思います」と法的追求は困難を極めるのではと語った。

 そして「僕は肩を持っているわけじゃないですよ。統一教会の肩を持っているわけじゃないですけど、客観的に見て、状況証拠は疑問、怪しいけど、これは逮捕、摘発あるいは統一教会の解散といったことについては結び付かないだろうなっていうのが僕の正直な感想」と述べ、名称変更をめぐって捜査までには至らないのではとした。

続きを表示

2022年8月4日のニュース