福田こうへい 地元・岩手の「盛岡さんさ踊り」参加 「大暴れしたい」

[ 2022年8月4日 22:00 ]

「盛岡さんさ踊り」に「チームこうへい」として参加した福田こうへい
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 演歌歌手の福田こうへい(45)が4日、地元岩手県盛岡市で3年ぶりに開催された東北五大祭りの1つ「盛岡さんさ踊り」に登場した。2019年に「チームこうへい」として初参加し、今回が2度目。「大暴れして、生まれ故郷のお祭りを盛り上げたい」と楽しんでいた。

 同祭りは毎年8月1~4日まで4日間行われ、勇壮な太鼓の音色と華麗な群舞が魅力。14年には「和太鼓同時演奏者数」の世界記録を達成した。

 前回250人体制で臨んだ「チームこうへい」だが、今年は新型コロナの感染拡大防止のため150人で挑む。「岩手」の県名は、悪い鬼を退治し「もう悪さしない」という約束の証として大岩に鬼の手形を残したことが由来。福田は「鬼退治ならぬコロナ退治の気持ちで、来れなかった100人分の思いを胸に死ぬ一歩手前まで頑張りたい」と力強く語った。福田は縦10メートル、横2メートル10センチの12トントラックサイズの花車(パレードカー)の上で、直径92センチ、奥行き60センチの大太鼓を笑顔で叩いた。

 この日は岩手の大スター、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズン「2桁本塁打&2桁勝利」を懸けて登板したが、記録達成はならず。福田は「もし勝っていれば“野球界の翔平、演歌界のこうへい”って言えたのに」と笑いつつ、「日本を代表する名プレーヤー。またのチャンスで、良い記録を待ちたい」とエールを送った。

 2012年10月に「南部蝉しぐれ」でメジャーデビューし、昨年10周年。今年1月1日には10周年記念曲第3弾「ふるさと山河/一番マグロの謳」をリリース。11月11日からは大阪新歌舞伎座にて座長公演が行われる。今年の目標については「やっぱり紅白歌合戦に出たいですね」と力を込めた。

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