南野陽子 人気絶頂のアイドル時代に喫茶店でアルバイトの過去「その頃は時間が空くのが怖くて」

[ 2022年8月4日 14:29 ]

南野陽子
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 女優で歌手の南野陽子(55)が4日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)に生出演。人気絶頂のアイドル時代に経験した喫茶店でのアルバイトについて明かした。

 今年でデビュー37周年を迎える南野は、高校2年生で上京し、芸能界デビュー。18歳の時には大ヒットドラマ、同局系「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」でドラマ主演デビューを飾り、一躍トップアイドルになった。その活躍は“アイドル四天王”と呼ばれるほど。歌手としてもヒット曲を連発し、映画、ドラマへの主演作も続いた。

 アイドル時代から30年来の友人という、日本バレーボール協会の川合俊一会長が当時を知る人としてVTR出演。「アイドルなんだけど、アイドルっぽくないっていうか、普通はね、あんな大女優で元アイドルなんて、なかなか誘いづらいですけど、ものすごく隙をしっかり見せられる女性って感じ」と南野の親しみやすい素顔を明かしつつ、「アイドルの絶頂の頃に、普通の喫茶店でウエイトレスやって、びっくりしちゃって、“え?なんで?”って聞いたら、“なんかやりたくなったから”とか言って…」とスーパーアイドルの驚きの行動を暴露した。

 これに、南野は「急にドラマの撮影がなくなっちゃって、時間があるんだったら、実家帰ろう、でも、友だちは大学生とかで、遊んでくれないからバイトしようと思って。喫茶店で、時給650円で、ウエイトレスをやったんです。21歳ぐらいから『夜ヒット(夜のヒットスタジオ)』も出てました」とあっけらかん。人気絶頂期だったため、当然、お客さんにも気づかれたそうで「1日目は“ドッキリですか?”ってカメラを探す。2日目は雨の中、行列というか、並んでくれて、3日前は社長さんがハイヤー出してくれました」と笑った。

 忙しい中でのたまの休みにアルバイトをするという驚きの行動。南野は「その頃は時間が空くのが怖くて、何かいなくなる、忘れられちゃうような気もしたし、いつ普通の感じに戻っても何か生活できるようにと思って、何かやってみたかったんです」と当時の心境を吐露。店ではお冷を運んだり、注文を取るなど普通のウエイトレスとして働いていた。「お水は2回人にかけました。(出す左手に気を取られ、オボンを持つ右手を)忘れちゃって、あーって。だから、チャラですね、650円。クリーニング代とか出さないと(いけなくて)」と、わずか3日間のアルバイト中にも、しっかり失敗もしたことを明かした。

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2022年8月4日のニュース