片桐仁　美大在学中に芸人はじめるも…親には言えず「高い学費を払ってもらって、美大に行きましたから」

片桐仁
Photo By スポニチ

　俳優の片桐仁（48）が17日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）に出演。お笑い芸人として活動していたことを、親に言えなかった過去を明かした。

　片桐は、多摩美術大学で版画科に入学。同じクラスの同級生だった元相方から誘いを受け、在学中にお笑いを始めたといい、片桐は「上手いこといって、相方が天才だったので助けてもらう形でテレビに出れた」と振り返った。

　当時は芸人として活動していることを両親には言えなかったといい、片桐は「高い学費を払ってもらって、美大に行きましたから」と苦笑。親にバレた経緯については、「テレビに出ているのを近所の人に聞いたらしくて、“お前テレビに出ているらしいな？”って言われて…」と振り返った。

　続けて、「なんて言われるのかな？って思ったけど、職業として違うように見えても、作品を発表して世間に評価してもらうっていうのと、自分の体を使って表現して見てもらうのは、芸術もコントも似たようなところがあるなっていうのはあったので、そういう話をしたら“お前の人生だから好きにしろ”って」と親とのやり取りを説明。反対せずに片桐自身に任せてくれたという。

　片桐は、1996年にお笑いコントユニット「ラーメンズ」を結成。2009年を最後にコンビとしての活動は休止状態となり、2020年に相方・小林賢太郎氏の引退で事実上の解散となった。