ダチョウ倶楽部 死去直前の上島竜兵さん「前向きだった」 肥後、棺に「おでん」入れたこと明かす

[ 2022年6月17日 13:12 ]

「ダチョウ倶楽部」の(左から)寺門ジモン、肥後克広、上島竜兵さん
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 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の肥後克広(59)、寺門ジモン(59)が17日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にそろって生出演した。5月11日に上島竜兵さん(享年61)が急死して以降、2人でメディアの生放送に出演するのは初。

 元気な声で登場した2人。上島さんの妻でものまねタレントの広川ひかるも気丈に過ごしていると近況を明かした。

 寺門は「竜ちゃんが生きてる時に“僕がそうなったらこんなことしてくれ”って言ってくれてたんですよ」と明かし、肥後は「本当なら、(棺に)おでんを入れて、ほっかぶりして、竜兵会のみんなで運んで、落として。リアクションしなくて、あ、ほんとに亡くなったんだって、みんなで悲しむっていう予定だったんだけど、できなかったなあ。生前に言ってたことはできなかったけど、みんなの気持ちが温かかった」と振り返った。

 肥後は密葬後に「明日出棺する!ってなって、ひかるちゃんに、竜ちゃんの遺言だからおでん入れていいかって言ったら、入れてくださいって言われて。おでん入れたんですよ。ほっかむりと鼻毛描くのはできなかったけど。お手紙入れたりしてね」と、棺には上島さんのギャグの象徴でもあったおでんを一緒に入れていたことを明かした。

 さらに「ここ何カ月か上島君は前向きで。自分が出てるCM見てたらおじいちゃんだって言って。肌をきれいにしたいからって美顔器買ってたんですよ。美容男子ならぬ美容おじさんだったんです」と明かし、「それを磯山(さやか)に言ったら、葬儀の時に泣きながら、顔を近づけて“肌とってもキレイよ!竜さん!”とか言ってて。もっと違う言葉かけろよ!」と、番組レギュラーの磯山に苦笑しながらツッコみ、笑いを誘った。

 それだけ前向きに生きようとしていた上島さん。肥後は「ひかるちゃんとも話したけど、突然のことなんで。事故というか魔が差したんじゃないかって」と上島さんを偲んだ。

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