片桐仁 「パニックになっちゃった」途方にくれていた美大時代 元相方からの誘いで「ラーメンズ」結成

[ 2022年6月17日 15:41 ]

片桐仁
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 俳優の片桐仁(48)が17日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。かつて活動していた「ラーメンズ」を結成するまでの経緯を明かした。

 ラーメンズは1996年に結成したお笑いコントユニットで、2009年を最後にコンビとしての活動は休止状態に。2020年に相方・小林賢太郎氏の引退で事実上の解散となった。

 片桐は、多摩美術大学の版画科に入学。当時について「美大に入ったら“今までの絵はアートじゃありません。誰にもマネできないものを作る修羅の世界です”って言われて、パニックになっちゃった」と回顧。続けて、「上手ければいいと思っていたんですけど、“上手くてどうする?”って言われたんですよね。何を刷ったら良いんだろうみたいな感じで、美大に入ったはいいけど途方にくれたんですね」と思い返した。

 しかし、そんな時に相方と出会ったようで「そしたら、同じクラスにいた同級生が“お笑いやらないか?”って言ってくれて…」と笑顔。当時の心境について、「美大はアーティストになるためじゃないの?って思ったんですけど、当時はお笑いブームが来てまして、芸人っていうものがかっこよかったんですよね」と振り返った。

 そして実際に学生の前で、漫才を披露してみるとウケたといい、今まで“笑われる”という体験をしてこなかった片桐は「笑われるっていうのがその瞬間に評価がもらえる。美大に入ってどんな絵を描いたら褒められるのか分からなくなっちゃった時に漫才をやったら、その瞬間にいいねをもらえる」と回想。「これが気持ち良くて、(お笑い)やりながらもアーティストになりたいっていうのが両方あったんですけど…。上手いこといって、相方が天才だったので助けてもらう形でテレビに出れた」と続けた。

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2022年6月17日のニュース