「ちむどんどん」ついに優子&房子対面→お互い詫び 歌子号泣→笑顔戻った!賢三の“不義理”も判明

[ 2022年6月17日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第50話。お互いに謝る房子(原田美枝子・左)と優子(仲間由紀恵)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は17日、第50話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第50話は、歌子(上白石萌歌)の検査の結果、発熱の原因は分からずじまい。心乱れる歌子を、優子(仲間由紀恵)が受け止める。暢子(黒島)は歌子のための料理からヒントを得て「アッラ・フォンターナ」を新たなメニューを提案。そのメニューは退店を決意した二ツ橋(高嶋政伸)の心にも響き…という展開。

 歌子は「うち、東京に来てよかった。生きてる間に1回は来てみたいと思ってたから。もう思い残すことは何もない。どうせうちは幸せになれない。うちなんか死んでしまった方がいい」。優子は歌子を抱き締め「それでも、幸せになることをあきらめないで、生きていかないといけないわけ。そうしたら必ず、生きていてよかったって思える時が来る。歌子にも必ず、そんな時が来るから。ただ、幸せになることをあきらめないで、生きてくれれば。それだけでお母ちゃんは幸せにだから」。歌子は「生きていたい」と号泣した。

 暢子が作ってくれた大好物「イカスミジューシー」に、歌子は「生きててよかった」と笑顔を取り戻した。

 そして、ついに優子はフォンターナを訪れ、房子(原田美枝子)にあいさつ。「遅くなって申し訳ありません」。賢三(大森南朋)が房子の店を手伝ったのは、終戦直後。賢三は復員して間もない頃だった。房子は「もう30年近くになるんですね。短い間だったけど、息子のみたいなものでしたので」。一緒に商売を続けようと誘ったが、賢三はいったん沖縄に戻って出直してくると“約束”したものの、二度と帰らず。優子との結婚を知ったのは、ずいぶん後。「私は裏切られたと思い込んで、ずいぶんひどい内容の手紙を出しました。本当にごめんなさい」。優子も、房子が子どもを引き取ってくれるのを最後に断ったことを詫びた。

 第48話(6月15日)、優子は三郎(片岡鶴太郎)にあいさつ。三郎が最後に賢三に会ったのは戦争前。優子は、賢三が昔、房子との約束を破ってしまったと語っていた。

 歌子と暢子はフランス料理を堪能。歌子は「パンダ見に行こう」と元気を取り戻した。翌日、優子と歌子は沖縄に帰っていった。

 第11週は「ポークとたまごと男と女」(6月20~24日)。暢子の恋愛模様も描かれそうだ。

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