世界のケン・ワタナベがSHOW TIME!大谷と初対面&ツーショット「ナイスガイでした」

[ 2022年6月17日 05:30 ]

エンゼルス・大谷(右)との2ショットをSNSに公開した渡辺謙(渡辺謙の公式インスタグラムから)

 俳優の渡辺謙(62)が15日(日本時間16日)、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた「ドジャース―エンゼルス戦」で始球式を行った。エンゼルスの大谷翔平投手(27)とも初めて対面。世界で活躍する日本人同士、エールを送り合った。

 米国から日本に野球が伝えられて150周年を記念した「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」。渡辺はド軍でノーヒットノーランを達成するなど大活躍した野茂英雄氏(53)のシルエットが入ったキャップに、同氏がつけた16番の背番号と「WATANABE」の名前が入ったユニホームで登場。捕手は、沖縄県生まれで母親が日本人のド軍デーブ・ロバーツ監督が務めた。力強いフォームから放たれた白球はワンバウンドでミットに収まった。ロバーツ監督に駆け寄り、熱いハグを交わした。

 渡辺は日本では阪神、メジャーリーグではド軍のファン。ハリウッドでも活躍しており、かねて始球式のオファーがあった。コロナ禍もありすぐに実現はしなかったが、今回仕事の打ち合わせで渡米したタイミングで登板した。

 始球式後は、エ軍側の一塁側スタンド最前列で観戦。大谷に熱い拍手を送った。「故障をせずシーズンをしっかり乗り切れば必ずある程度の結果、成果は残してくれるプレーヤーだと思っている」と激励。活躍する場は違えど世界の最前線で戦う者同士。「凄くシンパシーを感じる。シーズンも長いですし、僕らも撮影は長い。そういう中で頑張って挑戦し続けることはやっぱり凄い」と称えた。

 観戦後には自身のSNSに大谷とのツーショット写真を投稿。「大谷君、ナイスガイでした」とつづった。大谷もにこやかな笑顔。ケンさんとショウヘイさん。お互いに良い刺激を与え合った充実の表情だった。

 《国内では14年の楽天戦で》渡辺は国内では2014年、コボスタ宮城(現・楽天生命パーク)での「楽天―ソフトバンク戦」で始球式を行っている。親交があり、当時楽天だった斎藤隆氏(52)と同じ背番号44のユニホームを着用。87年に主演を務めたNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で演じた伊達政宗にあやかり、右目に眼帯を着けて登場。ノーバウンドで直球を投げ込んだ。

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