宝塚星組「めぐり会いは再び」トップ礼真琴10年前と同じ役に「成長を感じていただけるよう務めたい」

　　宝塚歌劇団星組公演「めぐり会いは再び/Gran　Cantante！！」が18日、東京宝塚劇場で幕を開ける。

　「めぐり会い…」は星組で上演され好評を得たシリーズの第3弾。トップスターの礼真琴（れい・まこと）が扮する伯爵家の次男ルーチェは、10年前の2作目で演じた役。大人になったルーチェが、トップ娘役、舞空瞳（まいそら・ひとみ）演じるアンジェリークとの恋物語を通して自分と向き合いさらに成長する姿をコミカルに描く。

　ショー「Gran…」は、スペインの祭りをテーマに届けるショー。“素晴らしい歌い手”を意味するタイトル通り礼を筆頭にメンバーが“素晴らしい歌声”を披露している。また、トップコンビのキレッキレのスパニッシュダンスは圧巻。さらに進化し続ける2人の踊りから目が離せない。

　初日に先駆け行われた通し舞台稽古で礼は「お芝居では10年前に演じたルーチェの10年後を演じるという貴重な機会をいただき、ルーチェならびに自身の成長を感じていただけるよう精いっぱい務めさせていただきます。ショーでは、今の星組のパッションを感じていただけるような熱くエネルギッシュなショーをお届けいたします」とコメントした。

　7月24日まで。千秋楽は全国の映画館でライブ中継される。また、千秋楽と6月30日の新人公演は「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。