ムロツヨシ 自身のキャラに心境複雑「職業・ムロツヨシがそろそろ限界」

[ 2022年6月17日 21:50 ]

ムロツヨシ
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 俳優のムロツヨシ(46)が17日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)に出演し、自らのキャラクターについて本音を漏らすシーンがあった。

 明るいキャラで抜群の好感度を誇るムロ。番組MCの中居正広から「優しくて面白くて怒らなそうってイメージがポピュラー。何を楽しみに生きているんですか?」と質問されると「お酒かな」と返し、笑った。下積み生活が長く、「37歳」まで役者として「食べられなかった」と告白。後輩に食事を奢れるようになって、嬉しかったと振り返った。

 ムロに関する街頭アンケートでは「闇が深そう」との意見もあった。これに本人は「闇というより職業・ムロツヨシをやっていたので。決めたんですよ26歳の時に」と打ち明けた。職業・ムロツヨシに関して「あまりにも仕事がなくて。自分のいい部分、明るい部分を(出していった)。コミュニケーション能力がそこまであるわけではないけど、そこをあるというふうにしちゃって。自分を売り込んで、自分は仕事に飢えてますって。いろいろやって」と説明。努めて明るく振る舞い、周囲から声をかけられやすい環境を作っていたという。

 ドラマの宣伝のためバラエティー番組に出演する際は「シュッと構えていたいんです」と希望を口にし、「それだと誰も見ないわけで。職業・ムロツヨシをやっていると、どうしても明るい部分が…」と続けた。一方で「職業・ムロツヨシが僕もそろそろ限界に近付いているのは分かるんです」とも話し、「自分がそれに飽き始めたらやめなきゃなと思うので。こういうところ(バラエティー)でもシュッとし始めようかなって思っている昨今です」と、悩める心情を明かした。

 これに対して中居は「もうムリだよ。俺も、もうシュッとできないもん」とポロリ。ムロは「自分でも自分の表現の仕方が難しくなってきました。人前で話すことが日々怖くなってきましたけど。賑やかムロがあんまり出すぎるのもなぁと思っても、落ち着きはできないけど」と複雑な様子だった。

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2022年6月17日のニュース