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草なぎ剛 「青天を衝け」徳川慶喜ラストシーン 「役を超えて亮くんと仕事ができた」

[ 2021年11月16日 07:10 ]

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で徳川慶喜を演じた草なぎ剛(C)NHK
Photo By 提供写真

 【牧 元一の孤人焦点】NHK大河「青天を衝け」で徳川慶喜を演じる俳優の草なぎ剛(47)が、主人公・渋沢栄一を演じる俳優・吉沢亮(27)に対する思いを明かした。

 「長く一緒に撮影して来たので、2人の空気感が出来上がっていた。そこが大河ドラマの醍醐味(だいごみ)。慶喜の家臣の多くが死んでしまったが、2人は生き残って同じ時代を生きた。言葉を交わさなくても、2人の空気感が出来上がっているのが、うれしかった」

 既に、この大河は今月8日にクランクアップ。それに先立ち、慶喜と栄一のラストシーンの撮影も行われた。

 「感慨深いものがあった。自分の中で、静かにこみ上げて来るものがあった。役を通り越して、栄一を通り越して亮くんを見ていた。この1年間、自分は慶喜、亮くんは栄一で撮影を続けて来た同志として、最後は役を超えて亮くんと仕事ができた」

 吉沢は以前、取材の中で「草なぎさんは、僕が小学生の時から見ていた大スター。形は少し違うかもしれないが、慶喜に対する栄一の尊敬と、草なぎさんに対する僕の尊敬が、リンクしている部分があるかもしれない」と語っていた。

 「亮くんにほめていただいてありがたい限り。僕の方が長く生きていて、一応、先輩だが、お芝居になれば、そういうものは全く関係ない。亮くんの栄一に懸ける思い、真っすぐなまなざしに感化され、余計なことを考えずに、ピュアなお芝居ができた」

 吉沢に感心したのは、膨大なセリフ量に対応し切っていたこと。撮影期間中は吉沢の邪魔にならないように気を使い、話しかけることを控えたため、2人の間には最後まであいさつ程度のやりとりしかなかったという。

 「亮くんは1年間ずっと台本を手放さずに過ごしたのだと思う。そういう彼の努力、本番での瞬発力を目の当たりにして、とても刺激を受けた。僕はお芝居でどこかあきらめていた部分があったが、亮くんのおかげで、あともう少し頑張ろうかな、と思った」

 草なぎにとって、今回の大河で最も楽しかったことは何か…?その答えは、やはり、吉沢との共演だった。

 「亮くんといられたことがいちばん楽しかった。亮くんは渋沢栄一という大変な役を最後まで妥協することなく、自分の命を賭けて演じた。その近くにいられて、僕も元気になった。活力になった。自分の次のステップへも亮くんが導いてくれた」

 今後放送される慶喜と栄一の最後の場面。1年にわたって吉沢とともに築き上げてきた芝居の集大成となる。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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