Awesome City Club、初の紅白出場内定 「勿忘」がサブスク再生2億回突破

[ 2021年11月16日 05:30 ]

紅白歌合戦への初出場が内定したAWESOME City Club(提供写真)
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 「勿忘(わすれな)」がヒットしているロックユニット「Awesome(オーサム)City Club」の大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30)への初出場が内定したことが15日、分かった。

 2015年にデビューした女性1人、男性2人の3人組。菅田将暉(28)と有村架純(28)がダブル主演し、興収35億円を記録した大ヒット映画「花束みたいな恋をした」(今年1月公開)のインスパイアソングに起用された「勿忘」で一躍、名をはせた。NHK関係者は「極めて少ない今年のヒット曲の1曲が『勿忘』。アーティストの知名度こそ高くはないが、選考基準は十分に満たしている」と説明。紅組での出場が検討されているという。

 映画のために書き下ろされ、1月に配信リリースされた同曲は、主題歌や挿入歌とは違い、映画の予告や宣伝の時だけ流れているため、インスパイアソングと呼ばれている。映画のヒットとともに、物語との親和性の高さが話題となり、サブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数は9月に2億回を突破。今年発売された国内の歌で2億回を突破しているのは同曲とYOASOBIの「怪物」の2曲だけだ。

 女性ボーカルのPORIN(31)はGLAYの最新曲「BETTY BLUE」で客演を務めるなど、歌唱力が高く評価されている。「花束みたいな…」ではウエートレス役で演技に初挑戦し、ファッション誌でのモデルや、アパレルブランドのプロデュースなどマルチに活躍。紅白初出場で存在感を一気に高めそうだ。

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