中日・柳「チームの士気を下げる投球を」 課題の立ち上がり抑えられず、今季7戦目でまたも白星お預け

[ 2023年5月18日 22:52 ]

セ・リーグ   中日1-4阪神 ( 2023年5月18日    バンテリンD )

7回、降板となり、ガックリとマウンドを降りる柳(左から2人目)(撮影・椎名 航)
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 中日の柳裕也投手(29)が18日の阪神戦に先発し、7回途中4失点で4敗目。今季初勝利はまたもお預けとなった。

 初回に2死満塁からミエセスに三塁線を破る走者一掃の3点適時二塁打。さらに2回にも近本に適時二塁打を浴びて、1点を追加された。立ち上がりの課題がまたも顔を出し、「チームの士気を下げる投球をしてしまった」とうなだれた。初回の失点は、全体の約3分の1だった昨季に続いて今季もイニング別で最多だ。

 この日の4四球で、今季の与四球数はリーグ最多の22に。持ち味であるはずの制球に苦しみ、痛打されるパターンが続く。悩める29歳の右腕は「技術と精神を見つめ直して、チームを勝たせられるように頑張る」とうつむいた。

 立浪監督は「ウチの今の打線を考えると非常に厳しい回になった。四球が絡んでね。その後はいい投球をしていたのでちょっともったいなかった」と残念そうだった。

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