レッドソックス・吉田　メジャー初三塁打など2安打3打点で連敗ストップに貢献

ア・リーグ   レッドソックス9－4マリナーズ （ 2023年5月16日    ボストン ）

三塁打を放ち、三塁に滑り込むレッドソックスの吉田（AP）
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　レッドソックス・吉田が16日（日本時間17日）、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・左翼」で出場して2安打3打点を記録した。初回無死一塁では、中堅フェンス直撃の打球に「連敗していたし、勢いをつけたかった。打球がフェンスから跳ね返ったのでいけると思った」と激走。ヘッドスライディングで三塁に達して先制点を挙げ、右手を高く掲げた。

　メジャー初の三塁打で勢いに乗ると、4―4の5回無死二塁では内角低めの直球に反応。ワンバウンドで右翼席に入る勝ち越し二塁打を放ち「少し詰まったけど、しっかり打ちにいけた」。試合の流れをグッと引き寄せる快打でチームの連敗を4で止め、打率もリーグ11位の・301とした。

　試合終了から約20分後、日本では母校の青学大が06年春以来、17年ぶりの東都リーグ優勝を決めた。チームは貯金3も最下位でア・リーグ東地区でハイレベルな争いを展開。吉田は「みんな勝ちに飢えていた」と勝利を誇った。