元巨人監督・堀内さん 中川は「もう少し時間がかかる」と“問題点”指摘 広岡含めエールも送る

[ 2023年5月18日 16:38 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫さん(75)が18日、自身のブログを更新。前日17日のヤクルト戦(神宮)で571日ぶり1軍登板を果たすも打者4人に3安打され1/3回で2失点降板となった巨人の中川皓太投手(29)と、交換トレードで巨人からオリックスに移籍することが決まった広岡大志内野手(26)にエールを送った。

 「中川皓太と廣岡大志」のタイトルでブログを更新。まずは中川について「4点リードしていたとはいえ8回のマウンドだ。久しぶりのマウンドで緊張もしただろう」と気づかったうえで「戻ってくる前に彼のピッチングをテレビで見ることがあってね」と言及した。

 そして、「投げる時に体で『壁を作る』んだけど彼、その時に、フッと腰をひいちゃうんだよね。壁が作りきれない。これだと、いい変化球は投げられないし小手先で投げるようになるからボールにキレもない。俺も腰痛に悩まされた一人だからよくわかるんだ」と自身の経験も含めて中川の“状態”について解説した。

 中川は2019年から21年までの3シーズンで40ホールド23セーブをマークするなど、リリーフ陣の中心として活躍。昨季は腰痛の影響で登板がなくオフに育成契約となっていたが、今月15日に支配下に復帰した。17日には2シーズンぶりに出場選手登録され、同日のヤクルト戦で即リリーフ登板。失点の多い“魔の8回”に2番手として登板したが、いきなり最初の打者・塩見に本塁打されるなど2失点の“ホロ苦”復帰登板となった。

 それでも、堀内さんは「だから、昨日は打たれたけれど仕方ないよ。もう少し時間がかかると思うからファンの皆さんもそのつもりで見てやってください」とエール。

 また、広岡についても「2年という短い期間だったけど巨人軍のために戦ってくれてありがとう。シーズン途中で大変なこともあると思うけどオリックスに望まれていくんだ。頑張ってな。期待してますよ」とエールを送っていた。

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