巨人・横川凱「僕はついていくだけだった…卓三さんに感謝したい」 自らバットで援護は「練習してた」

[ 2023年5月18日 21:34 ]

セ・リーグ   巨人6―3ヤクルト ( 2023年5月18日    神宮 )

<ヤ・巨>3勝目をあげ喜ぶ横川(撮影・西川祐介)
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 巨人の5年目左腕、横川凱投手(22)がヤクルト戦(神宮)で6回2安打1失点と好投し、プロ3勝目(2敗)をマークした。

 3回、内山に先制2号ソロを許したが、失点はこれだけ。3番・山田と4番・村上をともに3打席無安打に抑えるなど、隙を与えなかった。内山に浴びた一発はカットボールが真ん中高めに浮いたところを痛打されたものだったが、それ以外は三塁を踏ませず、走者に二塁進塁を許したのも4回の2死二塁だけ。4―1で迎えた6回の攻撃では自らプロ初打点となる左前適時打を放つなど、バットで自らを援護する場面もあった。

 4月23日にプロ5年目で待望の初勝利を挙げた思い出の地で再び勝利。試合後、敵地でのヒーローインタビューに臨んだ横川は「チームの勢いにしっかり自分も乗れるように、一人一人心がけて投げました」とし、強打のヤクルト打線との対決については「キャッチャーの(大城)卓三さんがしっかりいろんな組み立てをしてくれて、そこに僕はついていくだけだったので、はい。卓三さんに感謝したいです」と女房役に感謝した。

 5回には坂本が勝ち越し3ラン。自身は二走だったため、その弾道を見ることはできなかったが「あの1本で凄い助かったので、野手の方にも感謝して、次にまた頑張れるようにやっていきたいです」と横川。自ら放ったプロ初の適時打について聞かれると「いやもう…ほかのピッチャーの方が凄いバッティングでも貢献されてたので、自分だけ打ててなかったんで、しっかり打ちたいなーと思って練習してたんで、1本出て良かったです」とはにかんでいた。

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