中日・立浪監督　ホーム開催6連敗…ヤング竜の奮起期待「いい意味で積極的に思い切って」

セ・リーグ   中日1－4阪神 （ 2023年5月18日    バンテリンD ）

ベンチで厳しい表情の立浪監督（撮影・大森　寛明）
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　中日が18日の阪神戦に敗れ、今季最長となる5連敗。借金も今季最多を更新する12となった。試合後は、さすがにスタンドからも大きなため息が漏れた。

　中日は、9～11日の広島戦（岐阜、バンテリンD）も3連敗を喫しており、これでホーム開催試合は6連敗となった。

　立浪監督はホームゲームで6連敗に「やっぱり先に点を取らないと、なかなかそういう（勝てる）ゲーム展開になっていかないんで。明日、試合はないですけど、何とか先に点を取ってやれるようにやっていくしかない」と話した。

　阪神・伊藤将には中日戦5勝0敗と、白星ばかりを献上している。同監督は「作戦面というより、今日もチャンスはつくっているわけですから。ただ、福永の当たり（3回の好機で惜しい右直）にしても、ちょこちょこは出ているんで。やっていくしかない」と、もどかしさも見せながら、次に期待した。

　この日も中軸は3番・岡林（21歳）、4番・石川昂（21歳）、5番・細川（24歳）とヤングドラゴンズ。スタメンに外国人選手不在の和製打線を組んだ。悪循環を断ち切るためにも指揮官は「出ている選手も若いんで、もっといい意味で積極的に思い切ってやっていくしかないですよね」と、ヤング竜の奮起を期待していた。