失われた20年夏の甲子園大会を交流試合として開催決定 11月29日から 古田敦也氏もエール

[ 2023年5月18日 14:57 ]

開催への意気込みを語った発起人の大武優斗さん(左)とエールを送った古田敦也氏(撮影・村井 樹)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園大会が中止となった20年夏、各都道府県で行われた独自大会の優勝校を集めて試合などを行う「あの夏を取り戻せプロジェクト」を18日、11月29日から12月1日まで行うと発表した。武蔵野大3年で発起人の大武優斗さんは都内で会見を行い「当時球児だった高校3年生の悔しい思いを晴らせたら」と、意気込みを語った。

 同プロジェクトには現在、連合チームを含めて51校46チームの約1000人が参加予定。甲子園が使用可能の初日は入場行進や代表試合1試合を行う予定で、その後の2日間で兵庫県内の4球場で交流試合を行う。

 会見には元ヤクルトで「熱闘甲子園」のキャスターも務めている古田敦也氏が駆けつけ「若者たちに勇気を与えてくれるのではないかと思っている。頑張ってほしい」とエールを送った。

 6月7日からは会場費や選手らの交通費などに充てるためのクラウドファンディングを立ち上げる。目標金額は7000万円。(村井 樹)

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