今季最長5連敗の中日・立浪監督 痛恨8回の“凡走ミス”に3選手を指摘「そこは反省点かなと」

[ 2023年5月18日 21:52 ]

セ・リーグ   中日1-4阪神 ( 2023年5月18日    バンテリンD )

8回2死一、二塁、村松の左前打で一塁走者・細川は三塁を狙うもタッチアウト(三塁手・細川)(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 中日が18日の阪神戦に敗れ、今季最長となる5連敗。借金も今季最多を更新する12となった。試合後は、さすがにスタンドからも大きなため息が漏れた。

 痛恨だったのは3点差を追う8回だ。2死一、二塁で、村松が阪神・浜地から左翼線に落ちる安打を放ったが、左翼ノイジーが三塁に送球し、一塁走者の細川がタッチアウト。その間に、ホームに生還したはずの二塁走者・石川昂の得点が認められなかった。石川昂のホームインよりも、細川のタッチアウトが先との判断で、全速力でホームまで駆け抜けなかった石川昂は得点できなかった。

 立浪監督は、この8回のプレーについて「細川のスタートとか、そういうのは僕らは打球を目で追っていたので知らないんですけど、打球を飛んだところもノイジーもフェンス際で捕っていたので、楽々三塁には(行ってほしい)ね。二、三塁という形で見ていたんですけど。リードオフの問題なのか、2死なんで当たったら当然ゴーなんで。そこは確認しないと分からない」と、細川の走塁にも問題があったのでは、と指摘した。

 もちろん、石川昂が本塁まで全力疾走を怠ったことも原因。「ああいうこともあるんで、やっぱりホームまでは全力で走っておかないといけない」と話し、さらに「次の打者も“来い、来い”という無難な指示しか出していなかったと思うので、そこは反省点かな」と、ネクストバッターズサークルで待機中だった溝脇の指示についても指摘していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月18日のニュース