ヤクルト“痛恨ミス”響いて3連敗…今季ワースト借金4 サイスニードは自責0も5回4失点で2敗目

[ 2023年5月18日 21:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー6巨人 ( 2023年5月18日    神宮 )

<ヤ・巨>5回、坂本に3ランを打たれるサイスニード(撮影・沢田 明徳)
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 5位転落のヤクルトは18日、4位浮上の巨人と対戦。1点リードの5回、味方の連係ミスから4失点と逆転を許すなど3―6で敗戦。3度目の同一カード3連敗で今季ワーストの借金4となった。先発のサイスニード投手(30)は自責点0ながら5回5安打4失点で2敗目を喫した。

 試合は3回、内山が前日から2打席連発となる2号ソロを放ち1点を先制。しかし5回、味方の連係ミスから4失点と逆転を許した。

 サイスニードは無死一塁から横川の送りバントを捕球。そのまま一塁へ送球するも一塁手・オスナがまさかのスルー。二塁手・山田のベースカバーも間に合わずボールが抜けてしまうと、頭を抱えて悔しがった。

 この場面、オスナは山田がベースカバーに入っていると勘違いしたのか、しゃがみ込んでサイスニード送球を捕球せず。ベースカバーに走った山田は、オスナがバックステップを踏んで一塁ベースへ戻ろうとしたのを見て減速してしまい、送球に間に合わず。2人の連係ミスから痛恨の“珍プレー”が生まれた。なお、記録上はオスナに失策1がついた。

 5回1死一、三塁となってサイスニードは吉川に左前適時打で同点に追いつかれると、坂本には6号3ランを被弾。自責点0ながらこの回4失点で逆転を許し、降板となった。

 打線は9回、1死一塁からオスナがバックスクリーンに飛び込む8号2ランを放つも、あと3点及ばず。今季3度目の同一カード3連敗を喫した。

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