日本ハム稲葉GM 中西太氏の“ツイスト打法”は「シンプルで分かりやすかった」

[ 2023年5月18日 18:06 ]

中西太氏
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 プロ野球西鉄(現西武)の強打者として黄金期を支え、選手兼任で監督も務めた中西太(なかにし・ふとし)さんが11日に都内の自宅で心不全のため死去していたことが18日、分かった。90歳。高松市出身。

 現役時代に指導を受けた日本ハムの稲葉篤紀GMは「臨時コーチで来られてよくティー(打撃)も投げていただきましたし、打撃(練習)も投げていただきましたし、神宮の室内でよく教えていただきました」と振り返った。

 印象に残っている教えについては「ツイスト打法と言われる打ち方ですよね。シンプルで分かりやすく、そしてすごく情熱のある方で、ずーっとティーも投げていただいたりとか、本当に親身になって教えていただいた方なので。この打撃をどんどん受け継いでいく、伝えていくのはお前だぞとよくおっしゃられていた印象がある」。

 その言葉通り、選手に打撃論を伝えていっている稲葉GMは「
よくバッテンと言われるティーのやつも太さんに教えていただいて、そこの打撃で教えていただいたものを今でも、もちろん合う選手、合わない選手もいるので、合うと思う選手には伝えていっています」と語った。

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