【リプケン氏と一問一答】二刀流の大谷には「本当に彼がしていることに対し拍手喝采している」

[ 2023年5月18日 12:26 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―3オリオールズ ( 2023年5月17日    ボルチモア )

試合を観戦にきていたリプケン氏と試合後に会い記念撮影する大谷(リプケン氏の友人ウエイン・レイノルズ氏提供)
Photo By 提供写真

 歴代最多となる2632試合連続出場の記録を持つカル・リプケン氏(62)がバックネット裏から観戦した。

 オリオールズ一筋に21年間プレーし、通算3184安打を放った殿堂入りの名プレーヤーは大谷について丁寧にかつ紳士的に、「彼は野球界のモデル(お手本、模範)なんだ」などと熱く語った。

 その他、リプケン氏の大谷に対するコメントは以下の通り。

 ――今日初めて会いましたか。
 「今日初めて会った」

 ――人柄についてはどう感じましたか。
 「とにかく大きい。そして私は彼に『なんであなたがあんなに遠くへボールを飛ばせるのかがわかったよ(笑い)』と伝えた。ベースボール・フィールドでの競争は投手が重要な役割を担っているからこそ、彼は試合を支配することができる。そして、彼は打者としてもとても満足している。だから素晴らしい。彼個人としても素晴らしいし、野球というゲームにとっても素晴らしいことだ」

 ――(投打同時出場した)月曜日の試合はここで見ましたか。
 「彼が投げた試合はテレビで見た。生で見損なった。来れば良かったと思う試合のひとつだね。あの試合は4安打した上にかなりいい球を投げていた。私にとってはいまだにアメージングなことだ。今の時代、投手1本でいくか、野手で行くか、どちらかを選択しなければいけないのが普通だ。でも彼はすでに両方できることを証明した。だからその才能に敬意を表するのだ。見ていて気持ちがいい。野球界全体が本当に彼がしていることに対し拍手喝采している」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月18日のニュース