長嶋茂雄氏 中西太さん訃報に心痛「今でもあの豪快なバッティングスタイルが目に」

[ 2023年5月18日 14:21 ]

並んでポーズをとる巨人・長嶋茂雄(左)と西鉄・中西太
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 プロ野球西鉄(現西武)の強打者として黄金期を支え、選手兼任で監督も務めた中西太(なかにし・ふとし)さんが11日に都内の自宅で心不全のため死去していたことが18日、分かった。90歳。高松市出身。

 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(87)は、中西太さんの訃報を受け、談話を発表した。談話は以下の通り。

 「現役時代は、西鉄ライオンズとの日本シリーズで、中西太さんと印象深い対戦をしたよきライバルであり、今でもあの豪快なバッティングスタイルが目に焼き付いています。いつも私のことを気にかけてくださる心優しい先輩で、私は「ふとしさん」と呼ばせていただいた親しい関係でした。突然の訃報に接し、大変ショックを受けております。心よりご冥福をお祈りいたします」

 長嶋終身名誉監督は、入団1年目の1958年に、日本シリーズで西鉄と対戦。中西さんとは、ともに4番打者として注目を集めた。巨人は3連勝して一気に王手を掛けたが、その後中西さんの活躍もあり、西鉄が4連勝で巻き返して、日本一に輝いた。

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