ラオウとK　涙の抱擁で別れ「夢つかめよ！」「クソお世話になりました」にオリ党も「素敵」「泣いちゃう」

オリックス・杉本裕太郎外野手のインスタグラム（＠99tarosu345）から

　オリックスの杉本裕太郎外野手（32）が17日に自身のインスタグラムを更新。トレードで巨人への移籍が決まった鈴木康平投手（28）に惜別メッセージを送った。

　鈴木は入団から昨年まで「K―鈴木」の登録名でプレーし、チームメートからは今でも「K」と呼ばれている。そんな鈴木に対して、ラオウこと杉本は「K寂しいけど頑張れよ」とメッセージを投稿。さらに、遠征先と思われるホテルでの別れの光景を動画で掲載した。

　杉本が「今までホンマ、ありがとうな」と呼びかけると、荷物を持った鈴木も「お世話になりました。泣きそうです」と返した。さらに杉本が「もう、会うことはないかもしれんけど」と冗談交じりに話すと、鈴木は「いや、会いますって」と再会を約束。エレベーターに乗り込む際には「クソお世話になりました」と頭を下げ、「ありがとうな。夢つかめよ！」と杉本に激励されると、鈴木はエレベーターのドアをもう一度開けて「クソお世話になりました」と笑った。結局、杉本は近藤と一緒に、最後まで見送った。

　2人は年齢もポジションも違うが、自主トレを共にしたり、またプライベートでも仲良くする間柄。杉本はインスタグラムの中に、抱き合って別れを惜しむ写真などを掲載し、「最後見送る時K半泣き」「離れてもみんな同じ空の下」「ずっ友」「交流戦で会お」とつづった。

　この投稿には多数の反響があり「どの写真もすごく素敵」「泣いちゃう」「あー　だめだー寂しいです」「離れてもみんな同じ空の下…泣ける」など、オリックスファンも胸を熱くしていた。