あぁ…宝の持ち腐れ 防御率0・00の中日・マルティネス “開店休業”状態で9回に調整登板

[ 2023年5月18日 21:20 ]

セ・リーグ   中日1-4阪神 ( 2023年5月18日    バンテリンD )

中日・マルティネス
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 中日が18日の阪神戦に敗れ、今季最長となる5連敗。借金も今季最多を更新する12となった。試合後は、さすがにスタンドからも大きなため息が漏れた。

 先発の柳が2回までに4失点する展開。打線も阪神先発の伊藤将を打ち崩せず、6回に石川昂の適時打で1点を奪うのがやっと。完敗となった。

 このトンネルで、にわかに注目を集めているのが、守護神マルティネスだ。ビハインドの展開では出番がなく、7日の巨人戦で1回無失点に抑えて10セーブ目を挙げてから、登板は1度だけ。11日の広島戦、同点の9回に登板し、1回無失点に抑えてホールドを記録した(試合は中日の負け)だけの“開店休業状態”だ。

 すると、この日は3点リードされた9回に調整登板と思われる出番で、見事に1回を1安打無失点に抑えた。

 今季はこれで14試合に登板し、2失点(自責点0)。防御率「0・00」を誇る竜の守護神だが、本来の仕事場がなく、宝の持ち腐れとなってしまっている。

 SNSでは「ライデル・マルティネスさん 5月7日以降10日間セーブなし、1試合しか登板もない 防御率0.00なのに出番がそもそも作れない」「負け試合で投げるなんて、こんなの見たくなかったよ」など、と嘆くファンもいた。

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