村上VS村神様 スローカーブ見せ球に多彩な変化球にアクセント 3タコで虎に軍配

[ 2023年4月29日 21:49 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2023年4月29日    神宮 )

<ヤ・神>2回無死、二塁への当たりを放って一塁に駆け込み、セーフをアピールするヤクルト村上。左は阪神村上(撮影・北條 貴史)
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 阪神・村上頌樹投手(24)が29日のヤクルト戦に先発。注目の昨季セ・リーグ3冠王、村上宗隆内野手(23)との初対決は、虎の村上に軍配が上がった。

 2回先頭の第1打席は、いきなり「リプレー検証」となった。打球が一、二塁間に飛び、二塁手・中野が深い位置で捕球し、一塁ベースカバーに入った村上に送球。塁審はアウトのジャッジを下し、ヤクルトがリプレー検証を要求したが、検証の結果、アウトの判定は変わらず。一塁ベース上の村上は苦笑いし、マウンドの村上はほくそ笑む一幕があった。

 4回の第2打席はフルカウントまでもつれ込んだが、6球目のカットボールで遊ゴロにしとめると、7回の第3打席はカウント2-2からフォークで空振り三振。4回にはスローカーブを見せるなど、ツーシームやカットボールなどの変化球にアクセントを加え、タイミングをずらした。

 また、この日試合を放送したサンテレビの実況が入社3年目の村上昂輝アナウンサーで、「村上トリオ」でも話題に挙がっていた。

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