西武・中村 史上初2000三振のち2戦連発6号2ラン!「打てて良かった」左翼ポール直撃の通算460号

[ 2023年4月29日 16:04 ]

パ・リーグ   西武―楽天 ( 2023年4月29日    ベルーナD )

<西・楽>5回、2ランを放ちハイタッチをかわす中村 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武の中村剛也内野手(39)は29日、楽天戦(ベルーナドーム)に「4番・DH」で先発出場し、4回に通算2000三振を記録。その次の打席となる5回の第3打席で、2戦連発となる6号2ランを放った。

 第1打席は四球。4回に迎えた第2打席で相手先発右腕・藤平が1ボール2ストライクから投じたワンバウンドのフォークボールにバットが空を切った。この空振り三振でプロ野球史上初となる通算2000三振に到達した。

 先発の高橋光が4回までに5失点と重いムードを吹き飛ばしたのは中村だった。0―5の5回、1番・愛斗からの好打順。愛斗が二ゴロ、鈴木将が四球、外崎が遊ゴロもワイルドピッチの間に鈴木将が三塁に進み2死三塁で打席に立った中村は、藤平がフルカウントからの7球目に投じた内角高めの148キロ直球を捉えると、打球は左翼ポールに直撃する反撃の6号2ランとなった。打球の行方を打席でじっくり見届けた中村は、本塁打を確認すると悠然とダイヤモンドを1周。プロ野球史上初となる2000三振後の通算460号、稀代のアーチストがさすがの一振りを見せた。

 「打ったのは真っすぐです。 打てて良かったです」

 中村は昨年7月6日のオリックス戦(京セラD)で通算1956個目の三振を記録し、球団OBの清原和博を抜いてプロ野球歴代単独最多となった。歴代2位は清原の1955個、3位は1838個の谷繁元信。中村に次ぐ現役選手では巨人の松田宣浩が1519個(28日現在)で13位となっている。

 ▼高橋光(4回84球5失点自責3で降板)次回の登板に向けてしっかり準備します。頑張ります。

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