綾羽の139キロ右腕・川那辺が5回までノーノー 146キロ右腕・野川ら投手陣充実で「甲子園行きたい」

[ 2023年4月29日 19:40 ]

高校野球滋賀県春季大会2回戦    綾羽7―2玉川 ( 2023年4月29日    オセアンBCスタジアム彦根 )

先発して6回2失点と好投した綾羽・川那辺葵斐
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  綾羽が県大会初戦で玉川を7―2で下し、好発進を決めた。

 投手陣の充実度が光る。背番号1の最速146キロ右腕・野川新(3年)を温存し、背番号11の川那辺葵斐(3年)が先発。自己最速を更新した139キロの直球を軸に5回まで無安打投球。5―0の6回に2安打を許して2失点したものの、6回5奪三振、2失点にまとめた。

 「いけるところまでは直球で押しながら、カーブも上手いように使おうと思っていました。春は県大会を優勝して近畿大会に進み、夏は甲子園に行くことが目標です」

 7回からは計2投手が無失点に抑えて試合を締め、野川を起用することなく快勝した。千代純平監督は「川那辺が先発の役割を果たしてくれた。球速だけでなく制球も上がったことで、試合をつくる能力が上がってきた」と投手陣の成長に手応えをつかんだ。

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