巨人・原監督 プロ1号を放った秋広を絶賛「選球眼もいいですし、思い切りもいい」2番起用の期待も語る

[ 2023年4月29日 22:40 ]

セ・リーグ   巨人4―3広島 ( 2023年4月29日    東京D )

<巨・広>7回、秋広がプロ初となるソロ本塁打を放ち原監督が迎える(撮影・篠原岳夫)
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 巨人は2―3の9回に中田翔内野手(34)がサヨナラ2ランを放ち劇的な連勝を飾った。巨人にとっては今季初のサヨナラ勝利となった。7回には秋広優人内野手(20)が3年目にして待望のプロ1号ソロを放った。

 劇的な幕切れに、さすがの原辰徳監督(64)も「いやいや、まあ幾度か見ておりますが、やっぱりいつも興奮ですね。やっぱりああいうことがね、真剣勝負の中であるというのがね、この勝負、野球の面白さであり、すごさだと思いますね」と興奮気味に語った。

 9回の劇弾を呼んだ7回の秋広の待ちに待ったプロ初本塁打については「選球眼もいいですし、思い切りもいいですしね。今日のホームランというのがね、彼をこれから育てる、育っていく上において非常に大きなものになると思いますね」と目を細めた。

 2番での起用については「選球眼がいいですし、率もいいという中で、まだまだ大きな可能性というものを秘めていますので、多く回る打順のところでやってもらおうということでした」と意図を説明。カーブを完璧に捉えた点については「その辺はよく分からないけど、甘いボールを打てているというのはいいと思いますね。(粘りについても)そうですね。けっこうファウルにしたり、その辺はやっぱりバットの使い方が上手な人なんだろうなあというような。最後にバットのヘッドが遅れてくるというのがバッターとしては非常にいいバッターだと思いますので。その意味ではそのモノを持っている選手だというふうに思います」と20歳の背番55を素直に称えた。

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