DeNA・バウアー 2軍戦93球から中4日で5月3日1軍デビュー急浮上!

[ 2023年4月29日 04:00 ]

イースタン・リーグ   DeNA5―4ロッテ ( 2023年4月28日    横須賀 )

<D・ロ>5回に先制を許し天を仰いで悔しがるバウアー(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 DeNAの超大物助っ人、20年サイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアー投手が、5月3日の本拠地・広島戦で「1軍デビュー」する可能性が急浮上したことが28日、分かった。

 ゴールデンウィーク真っただ中の「憲法記念日」に、ハマスタが熱狂の渦となるかもしれない。

 右腕は、28日にイースタン・リーグ、ロッテ戦(横須賀)で来日3度目の調整登板。球団計測で最速153キロをマークし、93球を投じて7回8安打4失点9奪三振だった。失点は守備のミスもあり、登板後には「7回、93球は普段のキャンプの終盤くらい。いつでも投げられる状態」と意に介さなかった。

 今後の登板については「球団と相談してみないと」と話すにとどめたが、水面下では1軍デビューへの準備は進んでいる。

 3日に先発となれば、中4日。93球を投じたことから判断すると、中4日のローテーションはNPBでは登板間隔としては短いとも思われるが、そこは「バウアー流」が加味されている。メジャー通算83勝の実力腕にとっては、問題は生じない登板間隔なのかもしれない。

 1軍はこの日、エース・今永の快投もあり中日に1―0で勝利。5連勝で首位をがっちりキープした。好調なチームにバウアーが加われば、相乗効果は計り知れない。

 中4日のバウアーの登板は、球界関係者の大きな注目を集めることは間違いない。

 ≪横浜に巨大個人広告≫バウアーの個人広告が発表され、この日から横浜駅や関内駅などで掲出された。「BAUER来浜」と銘打たれ、迫る1軍デビューへ機運を盛り上げる。5月3日からは横浜高島屋の壁面に高さ約22メートル、幅約10メートルの巨大懸垂幕も掲出される。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年4月29日のニュース