明大、代打木本が逆転2ランで先勝

[ 2023年4月29日 13:37 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第4週第1日 1回戦   明大5―4法大 ( 2023年4月29日    神宮 )

<明大・法大>8回、代打逆転2ランを放ち、ガッツポーズする明大・木本(撮影・木村 揚輔)
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 勝ち点2同士の戦いは明大が逆転勝ちして先勝した。

 1点を追う8回だった。2死二塁から代打で登場したのが木本圭一(2年=桐蔭学園)。カウント2―2からのストレートをセンターに吹く風に乗せて中堅左にリーグ戦初本塁打。でっかい逆転弾となった。「打順を見ながら代打の準備はできていました。入ったのを確認して、先輩たちの支えに感謝しながらベースを一周しました」と笑顔で話した。

 同点の7回から登板し1失点した浅利太門(3年=興国)は負け投手が一転リーグ初勝利に。「木本のお陰です。登板経験を積むうちに自信も出てきました」と1メートル86の長身右腕はMAX154キロを記録して笑顔も見せた。

 優勝に向けて負けられない一戦。「もつれる試合になるのはわかっていました。(外野方向に吹く)いい風をウチの方がちょっと多く利用できたかな」と田中武宏監督は振り返っていた。
 

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