支配下登録のヤクルト丸山翔「支配下がゴールではない」

＜ヤ・神＞試合前、支配下登録された丸山翔はキャッチボールする（撮影・沢田　明徳）
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　ヤクルトは29日、育成の丸山翔大投手（24）と支配下選手契約を結んだことを発表した。背番号は「017」から「68」に変更。年俸は450万円（推定）。

　1軍に合流した右腕は練習後に取材に応じて「いろんな人の支えのおかげで支配下登録していただくことができたので、素直にうれしい気持ちです」と笑顔。前日に伝えられたといい、「まず驚きました」と素直な心境を明かした。

　西日本工大から20年育成ドラフト4位でヤクルトに入団。公表されている身長より2センチ伸び1メートル94の長身から投げ下ろす最速151キロの直球が武器。「支配下になることがゴールではないので、なった上でしっかり1軍の戦力として、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」と誓った。

　3年目の今季はイースタン・リーグでここまで6試合に登板し、1勝1敗、防御率4・50。貴重な中継ぎの一角として即出場選手登録された。