山本由伸 苦しみながら6回1失点6K、今季2勝目の権利持って降板 4月6日以来の白星なるか

[ 2023年4月29日 15:57 ]

パ・リーグ   オリックスーロッテ ( 2023年4月29日    京セラD )

<オ・ロ>力投する山本(撮影・大森 寛明)
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 オリックスの山本由伸投手(24)が今季4試合目の先発登板。6回1失点と力投し、勝利投手の権利を持って降板した。勝てば今季初登板となった4月6日のソフトバンク戦以来の白星となる。

 初回、井上に中越え適時二塁打を浴びて先制点を献上。2回は三者凡退と立ち直り、3回は一、三塁のピンチを背負いながら無失点でしのいだ。すると3回に9番・茶野から太田、宗の3連打で逆転。援護を受け、4回以降も無失点に抑えた。6回を投げ、4安打6奪三振3四球の内容だった。

 山本は今季ここまで3試合に登板して1勝2敗、防御率1・86。前回ロッテとの対戦は14日(ZOZOマリン)で、佐々木朗との侍対決に。山本はプロ野球史上初の「2年連続投手4冠」、「NPB現役最強投手」に君臨。最速165キロを誇る「令和の怪物」との「世紀の投げ合い」第1ラウンドとなった一戦は白熱の投手戦で山本は6回1失点と力投。しかし、打線が佐々木朗らロッテ投手陣を打ちあぐねて0-2で敗れ、敗戦投手となっていた。

 その後、22日の西武戦(京セラD)で先発も7回1/3で11安打3失点。2戦連続で敗戦投手となり、今季2敗目を喫していた。

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