楽天連敗脱出へ!鈴木大が今季1号先制弾 島内は10年ぶりのランニングホーマー 西武・高橋を4回KO

[ 2023年4月29日 17:03 ]

パ・リーグ   楽天―西武 ( 2023年4月29日    ベルーナドーム )

<西・楽>7回、ランニングホームランで生還する島内(撮影・尾崎 有希)
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 久々の猛打爆発だ。楽天がベテランコンビの奮起で、リーグ投手部門トップを突っ走っていた高橋をKOした。

 まずは鈴木大地内野手(33)が先制パンチを繰り出す。4回1死、フルカウントからの145キロフォークを右翼席へ。今季1号ソロに「絶対勝つだけです。一生懸命に」と気合を込めた。さらに2四球を選んでの2死満塁から4番・島内宏明外野手(33)がスライダーを左翼線突破の2点二塁打。試合前まで鈴木大は高橋光に通算打率・318、島内も同・333と“キラー″ぶりを発揮すると、4回にも2点を奪い、西武のエースをマウンドから引きずり下ろした。

 7回にも島内が魅せる。4番手・張奕(チョウヤク)から放った打球は左翼・ペイトンの頭上を襲う。助っ人がジャンプした際に故障し、打球処理に時間がかかる間、一気にホームだ。13年7月7日・ソフトバンク戦(ヤフオクD)以来、10年ぶり、自身2度目のランニングホーマーで、さらに点差を広げた。

 昨日まで21試合50得点の貧打がウソのような爆発だった。

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