歴史的貧打の中日…光明はドラ2・村松のプロ初安打＆マルチ「いい球が来たら振っていくと」

セ・リーグ   中日0－1DeNA （ 2023年4月28日    バンテリンD ）

＜中・D＞5回、村松はプロ初安打となる二塁打を放ち、ベンチに向かってガッツポーズ（撮影・椎名　航）
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　今季7度目の零敗という屈辱の中で、ドラフト2位新人が光明だった。初昇格した中日・村松が「6番・二塁」で初先発し、今永からプロ初安打＆マルチを記録した。

　「いい球が来たら振っていくと決めていました」。5回1死から右翼線二塁打、7回1死からは一塁内野安打を放った。春季キャンプは1軍で完走したが、3月上旬に右膝を痛めて離脱。巡ってきた舞台で躍動し、8回からは遊撃も守った。

　7回零封を許した今永には21年10月10日の2回に1得点してから29イニング連続無得点。黒星をつけたのは19年7月18日が最後で、以来8戦5勝を献上した。初安打の喜びは少なく「チームが負けてしまったら価値が低い。勝ちに貢献できるようにやっていきたい」と逆襲を誓った。　（湯澤　涼）