ヤンキース・ジャッジ 右でん部痛で今季初のスタメン落ち ブーン監督「彼を長く失わずに済むように」

[ 2023年4月29日 10:10 ]

三振に倒れ、ベンチへと引き揚げるヤンキースのアーロン・ジャッジ(AP)
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 ヤンキースのアーロン・ジャッジ(31)が28日(日本時間29日)のレンジャーズ戦で今季初めてスタメン落ちした。

 26日(同27日)のツインズ戦で三塁へ、ヘッドスライディングした際に、右でん部を痛めたもの。その試合は最後までプレーしたが、翌日のレンジャーズ戦の第2打席。バットを振った時に顔をゆがめて空振り三振に終わり、そのまま試合から離れた。

 今季初のスタメン落ちとなったこの日は、右でん部のMRI(磁気共鳴画像)を撮り、患部のチェックを行っている。試合前の時点で結果は出ていなかったが、アーロン・ブーン監督は、「朝起きた時、少し良くなっていると本人は感じたそうだ。彼は最高の選手の一人、ヤンキースにとってどれだけ重要かはみんな知っている。願わくば、彼を長く失わなくても済むように」と話している。

 ヤンキースのチーム打率・231は27日(同28日)の時点で30球団中24位。ここまで打率・261、6本塁打、14打点と安定しているジャッジが長期離脱となればダメージは計り知れない。フロントは3Aからジェイク・バウアーズの昇格を検討し始めていると大リーグ公式サイトは報じている。

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