センバツ出場の慶応、コールドで4強入り―清原は1回から途中出場で3打数1安打

[ 2023年4月29日 13:09 ]

春季高校野球神奈川県大会準々決勝   慶応9―2藤嶺藤沢 ( 2023年4月29日    神奈川・保土ケ谷 )

<慶応・藤嶺藤沢>今大会初安打を放った慶応の清原(撮影・村井 樹)
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  慶応は3本塁打などで9得点を奪い、コールド勝ちで4強一番乗り。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(2年)は1回表の守備から途中出場し3打数1安打で今大会初安打をマーク。「なかなか打席数も少ない中できょう1本打てたのは気持ち的に楽になった」と振り返った。

 清原はこれまでの2試合同様、ベンチスタートとなったが相手先発が左腕だと分かった1回から一塁の守備に就いた。

 出場した今春の選抜からの成長を示したのが3回2死で迎えた第2打席。2球で追い込まれたが、低めの変化球をうまく拾って右前に落とす二塁打に。選抜では第1打席の左前打後、変化球中心の配球で抑えられ「変化球の対応が課題だったので2ストライクから変化球を当てて出塁できたのはうれしかった」と手応えを語った。

 チームも4回に9番松井喜一投手(3年)、1番加藤右悟外野手(2年)が連続本塁打、6回は渡辺千之亮外野手(3年)が7点差とする左越えソロを放つなど毎回得点で快勝。危なげなくベスト4入りを決め、森林貴彦監督も「しつこく攻撃していこうというのをテーマにしていたので毎回得点できたことは良かった」と、締めくくった。
(村井 樹)

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