天理の“オオタニサン”大谷汰一が決勝2ランで打線に勢い。3回戦は昨秋に再試合を行った生駒と対戦

[ 2023年4月29日 16:08 ]

春季高校野球奈良大会  ▽2回戦   天理 7―2 奈良大付 ( 2023年4月29日    佐藤薬品スタジアム )

 <天理・奈良大付>2回に決勝2ランを放った天理・大谷汰一外野手(2年) 
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 天理が14安打の猛攻で7点を挙げ、初戦屈指の好カードを制した。2回無死一塁で、5番・大谷汰一外野手(2年)が初球を捉え、右越えへ先制の決勝2ランを放った。

 「真っすぐが伸びてくる投手と聞いていたので、捉えられてよかった。(4番の)松本が塁に出てくれたし、つなごうという気持ちでした」

 同姓のエンゼルス・大谷翔平を「目標にしているし、見習いたい」と話す左打者。昨秋の近畿大会でも5番を務め、中村良二監督は4番の松本大和内野手(2年)とともに「外せない存在」と信頼する。
 3回戦の相手は昨夏の奈良大会決勝で対戦し、秋には非公式の“再試合”をした生駒に決まった。中村監督は「(秋から)つながっていますねえ」と振り返り、大谷は「一生懸命で勢いのあるチームだと思う。(それでも)特別な意識はない」と平常心で臨むつもりだ。

 昨秋は近畿大会1回戦で社に敗れ、今春のセンバツ出場を逃している。大谷は「春に優勝して、勢いのまま夏も勝ちたい」と先を見すえた。

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2023年4月29日のニュース