栗山英樹監督 今後の肩書に悩み中「名刺に困ってて」 サンドウィッチマンから助言も

[ 2023年4月29日 18:19 ]

侍ジャパンの栗山英樹監督
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの世界一に導いた侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が、29日放送のニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(土曜後1・00)にゲスト出演し、今後の肩書についてパーソナリティーの「サンドウィッチマン」に相談する一幕があった。

 3月に大会を終えたが、5月末まで肩書は日本代表監督の状態という。「ただ、一応籍はファイターズに新人教育係みたいなのは付いているんですね。1カ月、2カ月に1回くらいは合宿所に行って、1年目の高卒の選手とかに話をしたりするんですよ」と、監督を務めていた日本ハムとも関係が続いていることを明かした。

 そんな状況で、困っていることがあるという。「今、名刺に困ってて。逆に、“ジャパン”というのも失礼かなって。ファイターズもほとんど仕事をしてないし、ファイターズじゃないじゃないですか?」と、サンドの2人に持ちかけた。

 すると伊達みきおは「さだまさしさんみたいに“さだまさし”って。肩書ゼロのね」とアドバイス。富澤たけしが「“元侍ジャパン監督”という(肩書に)しがみつくか」と毒まじりの忠告をすると、伊達は「しがみつくって言うな」とツッコミを入れていた。

 栗山監督は「考えたんですけど、“元何とか”は寂しいじゃないですか?かっこ悪いというか」と、“元”が付く肩書には消極的。「今、まじめに考えています。今から俺、何したらいいんだろうって」と本音を打ち明けた。

 その上で「他のチームの内情を知りたいですね」と、希望を打ち明けた。「球団ってどうあるべきかって、僕はファイターズとヤクルトしか知らないんで。いろんなやり方あるじゃないですか?もっと野球が盛り上がるやり方とか、もっと選手がやりやすい環境って、作れないかなと思うと、やり方を聞いてみたいなって。そっちに興味がありますね」。さらに「せっかくいい経験をして、もともとフロント業務に興味があった人間なので、誰か呼んでくれないかなって」とも打ち明けていた。

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2023年4月29日のニュース