【甲子園】明秀日立 打点なしでの勝利は19年立命館宇治以来、3年ぶり

[ 2022年8月10日 17:22 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   明秀日立2ー1鹿児島実 ( 2022年8月10日    甲子園 )

<明秀学園日立・鹿児島実>7回、明秀学園日立・伊藤の安打とエラー間に生還する代走の緑川(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 明秀日立が夏の甲子園大会では3年ぶりとなる無打点での勝利を飾った。

 0-1の7回1死、代打・高橋遼(3年)が左前打で出塁すると、代走・緑川貴香(3年)が出場。続く伊藤和也(3年)の右前打で三塁を狙い、右翼手が打球処理を誤る間に緑川が一塁から一気に生還し、同点のホームを踏んだ。

 さらに、1-1の8回には無死一塁から石川ケニー(3年)のゴロを二塁手が二塁へと悪送球。カバーに入った左翼手も送球を処理しきれず、その間に一塁走者・佐藤光成(3年)が勝ち越しの生還を果たした。結果的にこの1点が決勝点となった。

 得点はいずれも相手失策によるもので、打点は記録されず。明秀日立は打点なしで勝利した。

 打点なしでの勝利は19年に立命館宇治(京都)が1-0で秋田中央(秋田)を下して以来、3年ぶり。2得点以上の打点なし勝利に限ると、08年に常葉菊川(静岡)が2-1で福知山成美(京都)を下して以来、14年ぶりの記録となった。

 

続きを表示

2022年8月10日のニュース